【重要なお知らせ】
UO10. 魚豊十周年展

混雑状況
『ひゃくえむ。』 『チ。 ―地球の運動について―』 『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』などの話題作を生み出してきた漫画家・魚豊のデビュー十周年記念展。 構想の起点から、原画、ネーム、作品を形づくる思考や独自の世界観演出に至るまでの創作の軌跡を体感できます。 さらに、会場には魚豊の作業部屋も出現。実際に本人が新連載の制作も行います。 数々の思考が線となり、物語へと変わっていくその過程にリアルタイムで立ち会える、かつてない作家展です。
INFOお知らせ
HIGHLIGHTみどころ
魚豊本人が主催で参加!
会場内に出現する「作業部屋」では新連載の制作に立ち会える会場には、魚豊本人の作業部屋が出現。魚豊が実際に新連載の創作活動を行うこともあります。会期中に生まれた作品は会場内に順次追加展示され、展示空間は日々変化。思考が線となり、新たな物語へと形を変えていく過程をご覧いただけます。魚豊が不在の際には作業部屋の中に入り写真撮影することも可能です。(一部撮影不可の被写体あり)

魚豊の思考の積み重ねをたどる展示と、圧倒的な空間演出
展示エリアは、初期の読切作品をプロローグとし、『ひゃくえむ。』から始まる人気連載作品へと展開します。『ひゃくえむ。』の100mトラックや『チ。 ―地球の運動について―』の星空、『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』のロジックツリーなど、各作品を象徴するモチーフを用いたダイナミックな空間演出の中で、約150点に及ぶ原画や構想経緯、ネーム、設定資料やメモまでを展示。魚豊の創作の軌跡と思考の原点を余すところなく公開します。
魚豊本人のリクエストによる多彩なコラボレーターとのオリジナルグッズ
展示だけでなく、グッズも魚豊本人が企画・監修に携わったこだわりのラインナップです。各ブランドストーリーやコンセプトに作品の世界観を掛け合わせたオリジナルアイテムの展開や、独自の視点を持つアーティストユニット「magma」とのコラボレーションも実現。ここでしか手に入らない特別なアイテムの詳細は、後日、公式サイトおよびSNSにてご紹介予定です。
PROFILEプロフィール

魚豊
1997年生まれ。東京都出身。13歳から投稿を始め、2018年11月に『ひゃくえむ。』で連載デビュー。20年9月に『チ。 ―地球の運動について―』の連載を開始。同作は「マンガ大賞2021」第2位や「このマンガがすごい!2022 オトコ編」第2位ほか、多数の漫画賞で上位に選ばれ22年4月には「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」を史上最年少で受賞。シリーズ累計発行部数は500万部を超える大ヒットシリーズとなり、22年4月に完結。24年10月からはNHK総合にてTVアニメが放送され大きな話題となった。さらに『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』も続けて連載し、24年2月に完結。


















魚豊 COMMENT
漫画家デビュー十周年展です。 漫画家デビュー10年と言っていますが、私個人の経験ではもう少し長く、おそらく初めて漫画のようなものを描いたのは小学1年生のコピー用紙で、そこから小2で暇つぶしに自由帳に書き、投稿を始めたのは13歳でした(当初、勝手が分からず漫画用原稿ではなく、活字の原稿用紙で投稿してました。) そこから、19歳の2017年に商業誌デビューさせていただき、以来10年間漫画を描いたり描かなかったりする生活が続いております。…
10年なんて業界では若輩者で、日々分からないことばかりですが、1つだけ、漫画を描くのは楽しいという確信はあります。 もちろん楽しくない事、メンドい事も(というかその方が)多いのですが、漫画を楽しくやれてる時の喜びは、人生の他のどの喜びにも勝っています。
今回、私も含めたチームで、その喜びとは何なのかを考えました。
そして「作家展」という立て付けではありますが、態度としては、作品の内側だけではなく、ちょっぴりとだけ、その外側も表現出来ればと思いました。
例えば、創作とは常に誰かの頭の中にある「情報」と、それを支え受け止める「基盤」の合体により出来上がります。 物理書籍の場合、木が切られ、紙になり、そこに情報が載る。それが何らかの形で流通し、読者に届く。 さらに「作る人」「売る人」「読む人」は固定ではなく、それぞれが入れ替わりながらシーンを形成する。 重要なのはこれらの一連は、誰でも参加可能な"凡庸"な行いであるという事。 (しかしその凡庸さは、さまざまな背景が重なり合って、辛うじて生じた"平和"という状況で成立する"奇跡"である事)
そしてそれが、孤独でいられる喜びと、孤独でいながら、他なる世界を感じられる喜び、つまり"漫画を描くという喜び"の正体の一端であると考えました。
展示会に来てくださる人の9割(?)くらいは漫画を書いたことがないと思います。でもその行為は手軽で安価で刺激的であるという事を、身近に感じていただければ、幸いに思います (といっても。そういった外側の展示はホントちょっぴりとだけ!9割はちゃんと作品の展示だよ!)
それでは、ご来展楽しみにしております!